
プロジェクト発足時に抱えていた課題、また途中で直面した課題があれば教えて下さい。
当社では3つのプロジェクトに参画いただきました。再開発に伴う地域貢献の一環である「六本木7丁目 電柱地中化プロジェクト」では、電線類埋設に積極的な行政である港区との事業分担や、費用分担交渉が難航していたため、プロジェクトが発足した当初からプロジェクト・マネジャーの必要性を感じ、お声がけしました。

当社にとって日本発の、事務所主体の再開発プロジェクトである「TRI-SEVEN ROPPONGI プロジェクト」では、同時並行で進む土地の買収拡張と設計の進め方、スケジュール管理の必要性から、専門性や経験のあるプロジェクト・マネジャーが必要と判断し、これもプロジェクトの初期段階から参画いただきました。

「AZABU GARDENS WEST プロジェクト」では、2010年に竣工したAZABU AGRDENS EASTの隣地に、第2期工事として41戸の新棟を計画。海外スタイルを取り入れた高級賃貸マンションとして、付加価値のある充実した共用施設を計画に取り込み、東京都内でも有数の高級住宅としての品質を備えることを最大限実現することを目標にしていました。 このプロジェクトの課題は、安全条例の既定により、駐車場に総戸数に対する台数分を確保できなかったこと。 これは高級住宅としては致命傷であるため、東京都と2年の交渉を経て認定を受けることにより、台数増加を認めてもらうことがプロジェクト化するための大前提でした。
プロジェクト・マネジャーの選定において、レンドリース・ジャパンを選んだ理由や、期待したことを教えてください。
「六本木7丁目 電柱地中化プロジェクト」は、当社にとって「HIKAWA GARDENS」「AZABU GARDENS」に続く第3弾の電線類埋設工事事業だったため、先行する「AZABU GARDENS」でのレンドリースさんの実績もありました。設計施工業者や行政との高い交渉力や調整力、予測できない状況での的確な判断や専門性は期待通りでした。
また「TRI-SEVEN ROPPONGIプロジェクト」では、複雑な進行をさばくスケジュール管理や、特にコスト管理においてプロジェクトに大きく貢献していただきました。コストの巧みな交渉力については、レンドリースさんは強みと言えるのではないでしょうか。
「AZABU GARDENS WEST プロジェクト」においては、既存建物の解体および、新築建物の施工に関するゼネコン選定、さらには解体・施工監理を主業務として、業者選定の段階から参画していただきました。国外投資家のニーズやリスクの視点も十分にご理解いただけることは、非常に重要なことでした。
プロジェクト実施期間中、レンドリース・ジャパンがプロジェクト・マネジャーとしてプロジェクトに参画して良かったことを、具体例もあれば合わせて教えてください。
プロジェクト終了後から現在の状況をお聞かせください。

次世代に向けて、革新的で持続可能な場所やインフラストラクチャーを創り提供していくことを約束します。
私たちは常にお客様を第一に考え、お客様のニーズを理解し、最良の提案と解決策を提供することで、確かなサービスを提供します。