Ginza Grand Hotel

銀座グランドホテル

本プロジェクトは、一連の事業再生計画の最終プロジェクトとして、「札幌グランドホテル」をはじめ数々のシティホテルやリゾートホテルを運営してきたグランビスタホテル＆リゾートの基幹施設である「ホテルコムズ銀座」を大規模改修し、新たに「銀座グランドホテル」として生まれ変わるリブランド改修プロジェクトです。

レンドリースはプロジェクト立上げ時から参画し、同時進行の工事と多数の関係者の取りまとめを行いながら、徹底的な透明性を確保し、リニューアル改修計画全体を主導しました。

クライアント (CLIENT)
株式会社グランビスタホテル＆リゾート

ロケーション (LOCATION)
東京都

完了 (COMPLETION)
1期工事　2014年04月 2期工事　2014年06月 3期工事　2014年08月

レンドリースの役割 (LENDLEASE’S ASSIGNMENT)
プロジェクト・マネジメント

用途 (USAGE)
ホテル

設計 (DESIGNER)
インテリアデザイン：内田デザイン研究所ユニホーム：研壁宣男アート：鈴木マサル造園：有限会社和想 Restaurant Consultant：小澤貴彦他

施工 (CONTRACTOR)
株式会社綜合デザイン室町ビルサービス株式会社三機工業株式会社タニコー株式会社フランスベッド株式会社株式会社チェルシーインターナショナル　他

PROJECT STORIES

プロジェクト実施にあたり、課題となった点とその解決策をご案内します。

＜事業再生計画としての一面＞

株式会社地域経済活性化支援機構が支援している事業再生プロジェクトということもあり、意思決定プロセスが特に重要となりました。設計者や工事業者選定に対する透明性を確保し、「決定事項が最適な選択である」という説明責任を常に果たすことを意識しながら、プロジェクトを遂行しました。

＜同時進行の工事＞

ホテル運営を行いながらの改修工事でありながら、更に同時期に空調改修工事・耐震改修工事も実施。関係者が多岐にわたる複雑な工事間の調整をはじめ、建物所有者である室町建物株式会社への工事説明から施工承認の取得に至るまで、プロジェクト全体を主導しました。

設計者不在のプロジェクト

プロジェクト立上げ時から工事引渡しまで、非常に厳しいスケジュールとコストのなか、発注者の支援を目的に企画段階より参加し、包括的な建築プロジェクト・マネジメント業務をご提供しました。プラン的な観点から上下階を繋げた連続した空間を設けるため、床スラブを開口する計画を進めました。設計者がプロジェクトに参画しておらず、また、古い建物で既存の図面資料も不足しているなどいくつもの壁がありましたが、レンドリースが主体となり、施工的な検証、構造的検証、法規的チェック及び諸官庁との交渉などを実施しました。