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六本木7丁目 電線地中化

ペンブロークリアルエステートは六本木7丁目近辺で複合ビル開発を計画しており、それに伴う近隣への貢献策として、総長約210mの電線の地中化を併せて実施することとなりました。民間事業者の参入が珍しい事業での、近隣貢献としての電線地中化プロジェクトです。 複合ビルの実施設計が始まる2011年頃よりレンドリースはPMとして本プロジェクトに参画しました。行政も電力会社も民間投資による公道の電線類地中化は初めてであり、慣れない推進体制の中、レンドリースは各ステークホルダーとの合意形成を2年で実施しました。複合ビル完成後に着手が必要な工事があったため、複合ビル竣工1年後に地中化工事を完了しました。


 

クライアント (CLIENT)
ペンブローク リアルエステート

ロケーション (LOCATION)
東京都

完了 (COMPLETION)
1/03/2017

レンドリースの役割 (LENDLEASE’S ASSIGNMENT)
"コスト・マネジメント スケジュール・マネジメント"

設計 (DESIGNER)
東電タウンプランニング株式会社

施工 (CONTRACTOR)
東電タウンプランニング株式会社


PROJECT STORIES

プロジェクト実施にあたり、課題となった点とその解決策をご案内します。

スケジュールを左右する「埋設物」 Image

スケジュールを左右する「埋設物」

レンドリースの過去の経験から、工期に大きく影響するのは埋設物調査や試掘、施工実施スケジュールであることが分かっていたため、早い段階からそれらの協議を開始しました。行政の配管台帳との差分や埋設残置物などの障害物により電線共同溝の配管ルート設計やハンドホール設置個所を何度も見直す必要がありました。

道路利用の制限 Image

道路利用の制限

道路幅員が狭い事もあり、片側通行が出来ない事、沿道に飲食店が多い事から通行止めが出来る時間帯が制限され、スケジュールの調整は困難を極めました。スケジュール短縮のための前回のプロジェクトでも活用した門型ハンドホールを更に進化させ、既存配管の活用を推進し、スケジュール短縮を図りました。

現場合わせの嵐

公共道路下に埋設となるため、区役所に保管されている図面を参照して設計を進めたのですが、実際に掘削がスタートすると図面と異なる位置に電話、通信事業会社の配管配線や下水、水道配管があり、設計の見直しの繰り返しでした。支障移設をすればコストも時間もかかるため、現場合わせで共同溝の位置を見直していくと、その先で今度は元の設計通りならば大丈夫だったものが見直したために干渉する・・・。この繰り返しでした。その場その場での判断は施工者側では出来ないため、PMが介在する事の重要さを感じるプロジェクトでした。

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次世代に向けて、革新的で持続可能な場所やインフラストラクチャーを創り提供していくことを約束します。 Image

次世代に向けて、革新的で持続可能な場所やインフラストラクチャーを創り提供していくことを約束します。

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