
六本木7丁目 電線地中化
ペンブロークリアルエステートは六本木7丁目近辺で複合ビル開発を計画しており、それに伴う近隣への貢献策として、総長約210mの電線の地中化を併せて実施することとなりました。民間事業者の参入が珍しい事業での、近隣貢献としての電線地中化プロジェクトです。 複合ビルの実施設計が始まる2011年頃よりレンドリースはPMとして本プロジェクトに参画しました。行政も電力会社も民間投資による公道の電線類地中化は初めてであり、慣れない推進体制の中、レンドリースは各ステークホルダーとの合意形成を2年で実施しました。複合ビル完成後に着手が必要な工事があったため、複合ビル竣工1年後に地中化工事を完了しました。
PROJECT STORIES
プロジェクト実施にあたり、課題となった点とその解決策をご案内します。
スケジュールを左右する「埋設物」
レンドリースの過去の経験から、工期に大きく影響するのは埋設物調査や試掘、施工実施スケジュールであることが分かっていたため、早い段階からそれらの協議を開始しました。行政の配管台帳との差分や埋設残置物などの障害物により電線共同溝の配管ルート設計やハンドホール設置個所を何度も見直す必要がありました。
道路利用の制限
道路幅員が狭い事もあり、片側通行が出来ない事、沿道に飲食店が多い事から通行止めが出来る時間帯が制限され、スケジュールの調整は困難を極めました。スケジュール短縮のための前回のプロジェクトでも活用した門型ハンドホールを更に進化させ、既存配管の活用を推進し、スケジュール短縮を図りました。
次世代に向けて、革新的で持続可能な場所やインフラストラクチャーを創り提供していくことを約束します。
私たちは常にお客様を第一に考え、お客様のニーズを理解し、最良の提案と解決策を提供することで、確かなサービスを提供します。