プロ集団だから提供できる質の高いサービス
複雑なプロジェクトの成功確率を高める
通信基地局建設(設備変更含む)は、工事会社選定、建設用地確保、無線等の資材の手配、行政機関への届出、現場での工事施工、建設後の資産管理など多岐に渡るプロセスが複数の局に対して同時に進んでいきます。
これらの業務を、ひとつのプロジェクトとして、コスト・工程・品質・契約などさまざまな観点から管理することがプロジェクト要件として求められます。また、昨今の基地局は複数の周波数帯域を活用する場合や事業者間で基地局をシェアリングする場合もあり、基地局構成の構成が複雑になっています。これらの背景により、プロジェクトの難易度上がっている通信基地局建設において、プロジェクト・マネジメントへの期待が更に高まっています。
工事を請け負わない、中立的な立ち位置を活かして、建設工事費の妥当性確認によるプロジェクトコストの抑制や各ステークホルダーへ中立的な立場で正しく接することでプロジェクトの透明性を保ちます。
マルチサイト・ロールアウト
複雑なプロセスを効率的に管理することがプロジェクト・マネジメントの利点ですが、当社ではこの利点をもっと広げて適用しています。通信基地局建設プロジェクトは膨大な数の建設が計画される場合も多くあり、複雑な様相を呈してきます。一件、一件を個別に管理するのではなく、横断的・総括的にマネジメントすることにより、効率的な人材・資材の配置ができ、集中購買によるバルクメリットが得られるなど、いろいろな対処ができるようになります。
このマルチサイト・ロールアウトは、特にプロジェクトがなすべき業務が異なり、以下のようなポイントが重要になってきます。
■正確な情報をタイムリーにハンドリング
■仕様など技術的なものに限らず、事務的な事柄も標準化し、単純化する
■例外を認め、全てのケースを網羅する説明を定めない
■発生する問題に対して、責任をもって解決する組織を構築する
当社では、通信基地局建設に限らず、自動車のディーラーショップ、ガソリンスタンド、シネプレックス、銀行店舗の改装に適用していますし、海外では州単位での学校の改築などの大規模なプロジェクトにも適用しています。
このマルチサイト・ロールアウトに対するマネジメント業務は、当社が最大の自信をもってサービスを提供できる分野だと自負しています。
レンドリースのプロジェクト・マネジメントの強み
長年培ってきたノウハウと独自に開発したプログラムを用いて進捗確認を行い、マイルストーンごとに進捗を評価します。マスタースケジュールから進捗が遅れている場合は、キャッチアップ・プランを策定し、発注者であるお客様と一体となってプロジェクトの完遂を目指します。
工事費から基地局設置場所の賃料まで把握することで、予算内でプロジェクトを完遂することを目指します。基地局仕様の簡易化・統一を図るだけでなく、基地局設置位置の選定時からコスト意識を持ち、コスト削減を実現します。また独自のコスト管理ノウハウを用いた分析結果を定期的にお客様へレポートし、透明性の高いコスト管理を徹底しています。
「完全安全=Incident & Injury Free(IIF)」をスローガンに掲げ、プロジェクトに関わる全員が、毎日事故やケガなく安全に働くことができる環境整備を目指します。基地局建設における安全ガイドラインの整備や安全配慮設計等の企画段階での取り組みから、工事中の安全パトロール、安全協議会の運営、保全部門への引継管理等を行っています。
ご提供しているサービス一覧
プロジェクト計画・実行・監視コントロール・終結フェーズにおけるマネジメント業務
- プロジェクト計画書の作成
- プロジェクト作業における執行管理
- プロジェクト進捗における分析及び解決策の提案
- プロジェクト終結における振り返り
- プロジェクトスコープ記述書及びWBSの作成
- プロジェクトスケジュールネットワーク図の作成
- 品質・設計審査
- 伝送路構築の管理
- 無線機試験管理
- 工事・安全監理
- 工事会社の評価、選定支援
- トレーニングカリキュラムの策定
- プロジェクトレビューの開催
- プロジェクトリスクの特定と対策の検討
- 新規プロジェクト提案支援
次世代に向けて、革新的で持続可能な場所やインフラストラクチャーを創り提供していくことを約束します。
私たちは常にお客様を第一に考え、お客様のニーズを理解し、最良の提案と解決策を提供することで、確かなサービスを提供します。